税理士が引退を決意したものの、事業を譲る相手が見つからない。そんなときに仲介者に声が掛かる。
弊社の仲介のステップは、
- 依頼者からの電話やメールによる相談
- 簡単な事業概況の資料の提供依頼
- 提供された資料を元に承継策を事前に想定
- 依頼者との面談により、承継策を確認
- 後継候補の選択と意思の確認
- 依頼者に候補者及び具体的な承継策を提示
- 両者の面談により、承継方法を確認
実際に、ここまで来れば、話はとんとん拍子に進み、依頼者が承継日程を決めれば、後は契約書案を両者が確認すればほぼ交渉は終了。
相談から契約終了まで一月
すべて順調にいけば、相談から契約終了まで一月あれば終わる。先日も話があってから正月休みをはさんでほぼ一月でまとまり、依頼者もその早さに驚かれた。
この早さの肝は、依頼者の肚が決まり、正確な資料の提供さらに承継者の選択に尽きる。
もちろん、承継される事務所の職員に対する説明も必要で、そのための時間はかかるが、職員の反対で話が終わってしまうのは例外中の例外。
依頼者の日頃の行動を見ている職員の方が将来に不安を感じ、引き受け手が現れるのを待っていて、承継にもろ手を上げて賛成することも少なくない。
承継が決まり、依頼者は主役の舞台からは降りるが、税理士を継続する方法を準備するので、依頼者のストレスも最小限にすることを心掛けている。
先日の契約終了した先生の一言
「こんなに簡単に終わるんですね。今まで不安に思っていたのは何だったでしょうかね。」
ステップの8以降はカットしましたが、細かく書く必要はありませんよね。