パソコンとは切っても切れない、このご時世の仕事。
税理士事務所でも、パソコンなしの時代を考えると、ぞっとします。
高齢者を除けば、100%パソコンで仕事をしているといっても過言ではないでしょう。
スマートフォンを使ている先生は、小型のパソコンを持ち歩いているのと同じです。
でも、「伊勢神宮を爆破をする」とのメールを出したとされ、大阪府警に逮捕された男性は、気の毒。
どこのだれかは定かではないが、自分のパソコンを遠隔操作され、脅迫メールを出されてしまった。
メールの差出人として逮捕されたものの、もちろん無罪を主張。
しかし、同じパソコンのIPアドレスで出されていたことから、犯人扱いされたが、遠隔操作の疑いが出て、釈放。
こんなことが実際に起きているので、会計事務所などのパソコンなどの管理をしかりしないと大変なことに。
今やクラウドを利用して、会計業務が行われているだけに、遠隔操作などされたら、信用台無し。
もちろん、クラウドを提供している企業のセキュリティーは万全なはずだが、メールなどの個人管理は甘いことも。
しかも、仕事で使っているパソコンでアプリなどを取り入れることなどもあれば、リスクは拡大する。
会計事務所のPC管理は命綱。事業を万全に継続していくためにも、職員の指導は徹底して行うべきでしょう。
今更ながらの感が強いとは思いますが、念には念を入れてセキュリティーは万全に!!
悪い奴、愉快犯はどこにもいますし、PCをいたずらする輩は世界中からやってくることを確認しましょう。
一会計事務所にサイバー攻撃はあるとは思えませんが、大規模事務所にはリスクも大きくなっています。
事業承継支援室長
大滝二三男