昨夜、昭和22年生まれ、団塊の世代一期生・64歳の青年(?)小田和正のコンサートへ行ってきました。
東京ドーム、音響は決して良いとはいえないものの、なんと4万人以上ファンで埋め尽くされていました。
観客の大多数が女性ですが、これはコンサートでは常識。その中でも、中高年の男性の姿も結構見えました。
この64歳、コンサートの舞台は、ドーム球場のない外野をぐるりと一周。その中央がメイン舞台。
開演するや否や、その舞台を走り回る。実に軽やか。しかも、唄いながらで一切息が切れていない。
一緒に行った相方は、「日ごろから十分鍛えているんでしょうね」と。その発言に私はだんまり。
初めて彼の舞台を見ましたが、実に温かい、ファンサービスの心が随所に見られた。
他の人の舞台では、ほとんど見ることができなかったものが、感じられて元気をもらいました。
彼の元気を見るにつけ、会計事務所の所長さんたちの最近の元気のなさが妙に浮かんできました。
仕事柄、顧問先の経営者を元気づける必要があるでしょうが、そのような力を失っているような気もします。
晴れやかな芸能界で、「64歳以上の先輩たちがはまだまだいます」と小田氏は語っていた。
しかし、その年齢を感じさせない動きに、そして息の切れないその体力に感服するばかりだった。
それだけに、それだけに(なぜかダブりで)、わが業界の元気のなさは、この経済状況では仕方ないのか。
でも、会計を見てくれる専門家に元気がないと、中小企業の社長さんたちも話相手としては不足でしょう。
空元気でもいいでしょうから、社長さんたちの所では笑顔で大いに語ってもらいたいものですね。
今回は事業承継には少々的外れですが、元気の出るコンサートなどにも足を運んではいかがでしょう。先生。
事業承継支援室長
大滝二三男