昨日、雪国のお通夜に向かいました。
予定の時間よりはるかに早く駅に到着し、さてさてと悩んでいました。
そんな時、承継された事務所の先生とばったり出会いました。
先生曰く、「4時から納棺ですので、ご自宅に行きましょう。」とのお誘い。
何度となくお伺いしたご自宅には親類縁者の方々が集まり、そこにはお坊様も。
旅立たれる先生のお顔もしっかり見届け、焼香をさせていただきました。
奥様も東京から駆けつけた私に恐縮されておりましたが、そのお言葉に仕事の達成感を感じました。
焼香が終わり、一言。
「ありがとうございました。間に合いました。大滝さん」
奥様の口から小さな、そして感情の籠もったこの一言で、先生の日頃の思いが伝わってきました。
先生からも奥様と同じ言葉をいただいた気がいたしました。合掌
事業承継支援室長
大滝二三男