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石川遼が米国でも大活躍?!

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18歳のプロゴルフ賞金王・石川遼が今年はアメリカのメジャー・マスターズ以外でも参加数を増やし、将来的な足場を築こうとしています。

今は昔のジャンボ尾崎も石川には大いにアメリカ行きを勧めているようで、自らは食事と英語が大敵で、ついに米国では好成績を残せなかっただけに、石川に期待すること大とか。

確かに、米国での石川はインタビューにも堂々と英語で答えているさまに、誰しも、英会話アレルギーのファンたちは他人事ながら「たいしたもんだ」と納得。

でも、日本にとって、最大の商売相手はアメリカよりも隣の大国・中国にその立場が変わろうとしている。会計事務所も中国進出も当たり前の時代に突入。

もっとも、最大の商売相手の米国に進取する日本企業の多くが大企業や商社中心だったため、日本の中小企業が直接米国に工場を作ることはほとんどなし。

人件費が日本より高かった時代だけに製造業を中心とする日本の中小企業にはアメリカには商品を提供するだけ。石川のように英語を話す必要もなかった。

ところが、米国とは異なり、いまや中国に進出した日本の中小企業は相当の数にのぼり、中国進出を考えている企業を顧問先にもつ会計事務所も少なくない。

中国国内に支店を構えている会計事務所は全国で二桁を数えるようにもなったが、主な業務は国内の子会社である中国の合弁事業所が主なお客。

実質的には、中国の企業の会計税務を見ているわけではなく、(もちろん、中国政府が日本の会計事務所を独立を認めていないが)日本の顧問先があってこそ。

でも、もう一歩先を読むと、中国人観光客のお土産買いのメッカは秋葉原。その家電量販店ラオックスは中国企業が買収済みで、中国人からの収益は中国に。

これらに企業の税務会計を見るのが日本の会計事務所のはず。そうなると、中国の税務にも詳しくないと期待に応えられない。中国人を雇えばそれですむのか?

確かに、優秀な中国人が税理士資格を持つ人も増えているので、彼らには事業を拡大するチャンスは増えてくる。やっぱり、中国人がこちらも大活躍か。

それでは、日本の会計事務所にはやっぱりチャンスはないのだろうか。そこで、しっかり中国語を勉強し、人脈を広げようとする人が出てくるはず。

いや、もうすでに出てきています。人任せにせず、自らの体を動かし、海外に飛び出していく日本人会計人が増えてきているのです。今は少数ですが、

石川遼はゴルフの本場・アメリカで大活躍するでしょう。才能も業はありますし、コミニュケーションもできますから”鬼に金棒”です。

石川のような才能は必要ないでしょうが、ぜひとも、もうすぐ富裕層が2億人になる中国にぜひ若い会計人も目を向けてほしいですね。承継はその後でも。

事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。

  • この記事を書いた人

大滝二三男

事業承継・M&A支援室長

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