昨日(18日)、日本ラクビー選手権で、サントリーが昨年に引き続き、連覇をした。
確かに、サントリーの戦いは見事で、ボールを持つと自陣からでもつなぎにつなぎ、攻撃を繰り返す。
これまでの日本のチームの戦い方とは、一味もふた味も、本当に味わい深いものだった。
攻撃は最大の武器というが、今年の攻撃力抜群のサントリーは、守りも素晴らしいものがあった。
これらの味付けをしたのが、日本人の母を持ち、奥さんも日本人という豪州出身のエディ・ジョーンズ監督であり、海外のトップチームで活躍する一流の選手たち。
サントリーのみならず、トップリーグの各チームには、昨年のワールドカップの各国代表選手が参加。
日本ラクビーの場合、外国人枠はあるものの、チームの柱はほとんどがその一流選手が占めていた。
決勝戦のサントリーのハーフはまさにその二人。この戦いの後は、世界ナンバー1の南半球でプレーする。
こんな名選手たちを真近に見ることができるのは、まだまだ日本経済がしっかりしていることの証明か。
2019年には日本で第9回ワールドカップが開催されるが、日本は昨年の第7回大会まで1勝しかしていない。
でも、7年後には予選を勝ち抜くまでに、本当に日本の代表たちは、その力をつけるのだろうか?
今は、各国の有名選手を連れてくる資金はあるようだが、数年後にはその資金は枯渇しないのだろうか?
オリンピック景気に沸くようなことは、この日本ではマイナーなスポーツであるラクビーでは考えられない。
それだけに、世界の強豪たちが日本に集結するワールドカップまでには、借金地獄からの脱却が不可欠。
脱却は無理としても、デフォルトしない道筋だけでも、はっきりさせて、安心して世界の強豪をみたいものだ。
それにしても、サントリーとパナソニックの素晴らしい日本選手権をテレビ桟敷で観ながら、外国人選手の躍動を感じ、併せて、日本人プレーヤーが着実に成長している姿も垣間見ることができたのが、朗報だった。
本日は、事業承継の話はなしでした。
事業承継支援室長
大滝二三男
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