先の女子プロゴルフの日本選手権で、三塚優子が見事逆転で優勝をした。
彼女は昨年、スロープレーで注意を受け、その後2打罰を受け、前半9ホールを終了。
何を血迷ってか、「私的理由」でプレーを放棄した帰宅してしまった。
スロープレーのジャッジが不服で、切れてしましい、”職場”を放棄したもの。
このわがままな態度に、女子プロゴルフ協会は5試合の出場停止を言い渡し、波紋を投げかけた。
三塚選手と言えば、女子プロの中でも飛ばし屋で、若手でも人気のあり、華のある選手。
だが、突然の職場放棄には、ファンも納得できず、協会の措置に拍手を送ったものだ。
そんな選手が、1年もしないうちに復活し、女子プロ最高の地位を手に入れたのだから、涙も当たり前。
ところで、筆者もゴルフ大好き。
気の置けない仲間と、年間のグランドチャンピオンを決めるゲームを先日、群馬県でやってきた。
メンバーの中に、ハンディキャップ2の坊さんがおり、彼は「メンバーはルールを知らな過ぎるだ」と嘆く。
ところが、その坊さん、自らがルールを破り、優勝後に過少申告が発覚。
豪華な商品を手に大喜びだったその笑顔から、血の気が引き、口をへの字に、だんまり。
その後、幹事役にもなっていただけに、グランドチャンピン戦の報告をメールで行い、即退会。
なんと30年以上も、「ゴルフはルール、マナーだ」と叫んでいた人が、自分勝手な解釈でアウト。
この人の復活は、三塚選手のようにはあり得ない。
それにしても、我が家と同じ宗派の坊主だけに、情けないこと、情けないこと。
もちろん、葬式仏教徒で、日ごろは一切用事のない坊主だが、煩悩からは逃げられないのですね。
今回は、事業承継とは無関係ですが、やはり事業承継にもルールとマナーがあります。
しっかり守るべきは守らなければ、仲介業などやってられませんね。
事業承継支援室長
大滝二三男