東日本大震災から早2ヶ月が過ぎた。あまりにも巨大な津波によって、東北および関東の沿岸部は復興のテンポは予想以上に遅い感じがする。通電火災で多くの家と人命を失った阪神淡路大震災とは比較にならないほど遅い復旧だ。
このような状況のなかで、日本人の狭量ぶりをいやっというほど知らされることが続いている。それは大マスコミに象徴されるが、できないkとばかりをあげつらって政府を批判するその姿勢はなんなんだろう。
政府を批判するのが、マスコミの仕事とばかりに揶揄する姿は、この非常時に誠に醜い。批判はそれ相応の対案なり、提言があってこそ、人の心を打つものであるはず。今はただ批判することだけが仕事のようだ。
マスコミを卒業して、大学教授などに“天下り”している元キャスターたちも、大マスコミの姿勢を糺すことなく、自ら行動することなく、分けの分からない世論に媚びて、批判の大合唱。もっと寛容になれないものか?
相田みつを氏ではないが、ひとはお互いが認め合って初めて心を開くもの、といった言葉がでないものか?確かに今の総理、政府はどうしようもないかも知れないが、ダメだ、ダメだと叫べばいいということでもないだろう。
いまは、全国民がその知恵を出し合って、日本を復興させるとき。知恵がなければ、体力で、いかがなものでしょうかね。政治家の皆さんには国民から信頼されるようになるためには絶好の機会ではないでしょうかね。
今のままでは、政府の批判のみで、国家百年の大計は出来上がりませんね。経済のみならず、国民の心を“復興”させるためにも、どうか国民の代表の方々には、大きな心をお持ちくださいと言いたいですね。
誰が首相になっても、日本人はほめることができないのでしょうね。それを良いことに、マスコミがあまりにも自らの姿勢を省みないと感じているものですから、今回はちょっと大上段に振りかぶりました。
事業承継支援室長
大滝二三男