民主党、とくに菅・仙石主導の体制を徹底的にこき下ろしているのが、『日刊ゲンダイ』の1面から3面の政治面。
9月27日付の1面では大見出しで「菅・仙石 船長釈放 バカ丸出し」とあり、中見出しには「菅無能政権 正体暴露」そして 小見出しには「中国人船長
脅しに負けて釈放」
さらに「初めから捕まえなければ良かったのに、何の見通しもなくイキがってみせた仙石の罪は重大」その下に小さく「世界の恥さらし」とあり、結論は「菅スカンラカンでは国は滅びる」
ついで2面に、「国際的に漂流し始めた日本滅亡の道」と続き、菅総理をおちょくるように「菅、仙石がに権力を居座る最大不幸」となる。さらに経済でも「政府の無力見透かした為替市場 たった2時間で84円台に逆戻り」とさんざん。
この『日刊ゲンダイ』、菅・小沢で争われた民主党の代表戦の際も、現在の危機的状況を救うのは小沢氏しかいない。「政治とカネ」の問題も小沢を嫌う官僚と大マスコミの策謀であり、世論操作に使われたと主張。
とにもかくにも、官僚政治の悪習に対して戦えるのは小沢氏しかおらず、正義感ぶった菅・仙石体制では総選挙で政権交代を実現し、生活第一の政治を期待している国民の思いは裏切られるばかりだとも主張する。
確かに権力者になると、これまで政府に攻撃だけを仕掛けてきていた野党暮らしの長い民主党が、日本の方向性を失っているのも確かなこと。鳩山氏も菅氏も総理としてできる事をご存じないのかもしれない。
こき下ろすマスコミが存在することはまことに結構。あまりにひどいとして、同紙の取材を受け付けない組織もあるようだが、黙っている国民より、大声を上げるこの日刊雑誌(?)は読み続けて行きたい。
それこそ政権交代も事業承継のひとつと考えれば、やはり大きな問題がその時々に起こるもののようだ。これをいかに克服していくのか、代表者の苦悩は続く。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。