先般、当ブログで散々告知しておりました、支援室セミナー、昨日福岡会場に行っておりました。
昨日の福岡ということで、すでにご理解いただけている方もいらっしゃると思いますが…、大雨にやられました。実際に地元で被害にあわれている方もいらっしゃいますので、私なんかが「大変」なんて言葉を出すのもおこがましいですが…
前日の大阪セミナーの後、そのまま福岡に行っておけば良かったのですが、そのまま大阪泊にしてしまい…
朝、ホテルをチェックアウトしようとすると
大滝より電話が(大滝は別件で福岡に前乗り)…「おい、新幹線とまっているぞ!」
えー!!!
パソコンは鞄の中にしまいこんでしまったので、そのままフロントへ行き、新幹線の状況を調べてもらいました。
私「すみません、新幹線が止まっているって聞いたんですけでど」
フロント「御調べいたします。どちらまで行かれますか?」
私「博多です」
フロント「・・・・・・・えーっと、オグラまでが運転見合わせです。すみません、よくわからないんですけで、オグラって博多の前ですか、先ですか?」
私「????オグラ!あっ小倉!!!行けねーじゃん」
大阪のホテルだったので、ちゃんとツッコミを入れるべきだったかもと後で後悔しましたが、移動手段を変えなければとこちらもテンパッていたので、そのままスルー(もちろん怒りもしません)
なんとか、飛行機も取れ、時間ぎりぎりで福岡の会場に到着…でも、やはりキャンセルが数名でてしまいました。仕方がないことですが、やはりとても残念。それでも足もとの悪い中、お越しいただいた先生には本当に感謝です。
さて、セミナーも明日東京を残しておりますが、大阪・福岡2会場で感じたこと、というか最近感じたことをいくつか上げてみたいと思います。
・水面下では、先生同士の事業承継がやはり多い
(直接承継の打診を受けたことのある、または現在受けているという若手税理士からの相談が多い。一回失敗しを経験している先生も…)
・事業承継をするという決断には何らかしらのきっかけが必要
(自分の頭の中でだけで「決断」する、気持ちを「整理」するのはやはり難しいのかも知れない…当セミナーがそのきっかけになれれば本望)
・この不況の中で、売り上げが上がらず困っている度合いは、若い先生の方が高い
(職員の給与が頭打ちな老舗事務所は現状維持で十分、でも若手事務所はそれだと若い職員たちを維持できない?)
・最近、職員が独立するという話をあまり聞かなくなった
(以前は本当に多かったけど、最近はあまり聞こえなくなった。若手税理士は独立しない?)
etc…
事業承継の仕事も5年以上やっておりますが、業界を取り巻く環境、経済情勢の中、事業承継支援というサービスに期待されることが変わってきていると感じる今日この頃です。
事業承継支援室
石原坂 誠