土曜日(3日)早朝のワールドカップサッカー、準々決勝ウルグアイ対ガーナ。延長戦の最後の最後、ガーナの一点を摘んだのはなんとウルグアイの神の手。”堂々と”ハンドの反則で、ネットを揺るがすはずのボールはなんとノーゴール。
ラクビーなら認定トライだが、そこがサッカー。得点は認められず、ペナルティーキックに。これをガーナの選手が失敗。その後のPK戦で、ウルグアイの見事勝利。ウルグアイの勝利の影にハンドの反則があったことは誰の目にも明らか。最優秀選手は次の準決勝に出場できないあの反則を犯した選手。
こんなことが許されるのも、手を使ってはいけないはずのサッカーの宿命。アルゼンチンの監督のマラドーラは神の手を使ってアルゼンチンを優勝に導いたわけだが、残念ながら彼の指示が届かぬうちに、ドイツに惨敗した。果たして、ウルグアイがオランダを打ち破り決勝で、神の手の仇を討つことができるかどうか。
しかし、反則はスポーツ、遊びの世界だからこれも許されるのだろうが、税理士がこのような反則をしたら、直ちに業務停止あるいは業務禁止で、次の試合は出場できないばかりか、数ヶ月あるいは一生税理士としての仕事は許されない。
それにしても、サッカーのワールドカップで分かったのが、昔の名前で出ていたのでは、はっきり仕事ができないこと。つい昨日まで前線で脚光を浴びていた選手が与えられたポジションをこなすことができなければベンチにも入れないという厳しい状況。
ピッチに立つためには反則することにも躊躇をしないという激しさがなければ、第一線で活躍することもできない。もちろん、わが業界と比較はできないが、事業承継の仕事をしていると、資格者の方々の”反則”も非常に多いことに気付く、今日この頃。
それでも、われわれは後継者のいない資格者のために”反則”することなくがんばっていますが、ひょっとして時にはウルグアイの選手のように”このとき”とばかりに反則することも必要なのか迷うときも確かにあることを再確認した次第。でもあくまでもフェアプレーの精神がわが事業承継支援室の基本です。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。
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