ゆうパック32万件の遅配、原因にペリカン便との事業統合時の準備不足が指摘されておりますが。
ホント、何でお中元の繁忙にシステム統合を強行したのでしょうか???まあ、郵便の場合、政治のドタバタに振り回されたりしてましたから、多少の同情があるにせよ、32万件はやはりいただけない。
会計事務所のM&Aにももちろんシステム統合はあります。でも、絶対に確定申告時期に切り替えはしません。普通は・・・
。ただ会計事務所のM&Aの場合、「システム」統合といっても、会計ソフトぐらいですが、基本的には同じシステム同士でのマッチングを心がけていますので、大きな混乱は生れず来のですが・・・
でも、先生が直接相手を見つけてくる場合、以外と会計ソフトのことが二の次になっているケースが散見されます。
正直、わざわざ課題を増やすようなマッチングをしなくてもと思うのですが・・・
当然承継相手には人間性、つまり馬が合うか合わないかが大事です・・・でも多少なりとも現実的な考えをすれば、統合による課題を軽減できるのも事実だったりします。
また、使っている会計ソフトで、ある程度、お客様との接し方、つまりどのような営業スタイルかを推察できると思います。
例えばT○Cを長く使っている事務所とJ○Lを長く使っている事務所をマッチングするのは、正直(個人的な意見ですが)勇気が要ります。(理由は書きません)それに伴い、「統合」のやり方も繊細にやらざるを得ません。
何にせよ、事業の統合の最初の思考は「お客様に迷惑をかけない」であるべきだと思います。今回のゆうパックの場合はそれが余りにも欠如しているように映ってしまいます。次に「職員をどう動かすか(システムをどう変更するか)」、経営的な事情は「統合」の場合二の次でしょう。
今回のゆうパックの遅配の問題は、いくら同業だからといって、事業統合が「簡単」であるという判断は間違いだという良い教訓になると思います。
それ故。会計事務所の事業承継でも、マッチングの際にはプロのアドバイスを受けてみても良いのでは。
先生方だけでマッチングする場合、正直「感情」のほうに重きをおく傾向にあると感じています。
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