昨日のテレビで、1円単位の価格競争を繰り広げるスーパーのニュースがありました
「共存共栄はあり得ない」と言っていたのが印象的でした
昨今はワークシェアなど、「共存意識」みたいなのがあると思いますが
昨日の特集は全く別次元でした
「どちらかが倒れるまで、価格を下げつづける」
消費者にとってはありがたいことですが、どっかで何かツケを払わされないかと不安になってしまいます。きっとその地域の食料品の値段が全国のスタンダードになれば、立ち回れないスーパーが出てくることと、その前に生産者が厳しいのかな
因みに、そのスーパーと、地元スーパーの値段(卵の)を比較すると三分の一以下でした。
翻って会計業界
広告規制・報酬規定が撤廃され、競争原理が導入されました
ただ、話しを聞くと「風習」「暗黙の了解」など地域によって温度差があるようです
先日もとある先生が地域の企業にDMを出したところ、「止めてくれ」と他の事務所から連絡があったそうです。
個人的には過度の価格競争は反対です。サービスの内容もさることながら、「価格」だけの競争では、一人勝ちでもなく、共倒れになってしまう気がしてならないからです。
ただ、今回その「止めてくれ」といった事務所に理由を聞いたところ「いままでこの地域でDMなどを出した人はいないから」という話しだったそうです。
共存共栄とは出る杭をひっぱたくことか、それともお互いがその存在を意識し切磋琢磨していくことかは国語の問題。
過度の競争意識はあまり好きではありませんが、単なる感情論か、それとも危機意識の表れなのか、どちらにせよ相手の行動を妨げようとすることはあまりカッコの良いものではないと思います。
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