先日、高校の同級生から、「同窓会」のお誘いの電話がかかってきました
同窓会のお知らせって、ハガキで来るイメージがありましたが
今はやっぱり携帯に直接かかってきます
でも、10年ぐらい経てば携帯番号も変わっている人も多く、幹事は大変!
伝言ゲームのようにしないとみんなと連絡が取れません。便利なのか不便なのか
かく言う私は、高校以来携帯の番号が変わっていません。
別に自慢話しではないのですが、こういう風にたまにかかってくる旧友からの電話には強いですね(笑)。
まあ、番号を変えなかったのは、変わったことを通知するのが億劫だからなんですが・・・
さて、事業承継でも意外と電話番号は引継ぎの大きなポイントになります
事務所を頻繁に引っ越すところは少なく、また商売する土地が変わることが殆どない会計事務所
電話番号も、ずーっと変わっていないところが殆どです。
お客さんも、その番号に慣れ親しんでる
だから、簡単に事務所が変わったので、電話番号も変わりますといっても、お客さんにとっては迷惑な話しでしかない
ましてや、それがきっかけ(というか、いい口実に・・・)「会計事務所変えます」と言われてしまえば、それは損失!
事業承継の挨拶状にも配慮が必要ですし、電話番号を変えることにメリットは少ない(と思われます)
会計事務所の場合、事務所が自宅と兼用になっている場合が少なくない為、事業承継のタイミングで事務所が移転することは多々ありますが、
新しい屋号(看板)・事務所でも、元の事務所からの「継続された部分」が見えてこないとお客様は簡単に離れていってしまいます。
事務所の場所が変わっても、電話番号だけは変えない。電話番号が変わらない範囲で、事務所を移す。などの配慮も必要かと
個人的には、電話番号の引継ぎは、職員の引継の次ぐらいに、事業承継の肝では?と思っております。
事業承継支援室
石原坂 誠