1929年、大恐慌のとき株価は1年で40%下落した。ちなみに、同年8月380ドルが3年後1932年6月には3ドルに、なんと2年10ヶ月で株価は90%も下落したそうです。ですから今後2年間は下がる??
この経験を基にすれば、現在の株価は今後85%も下がることになります。そう考えると、日本の経済実力は80年前に比較して、はるかに強大になっていますので、円の実力ははるかに強力です。
当時はファンドによる力任せのマネーの売買による利益の追求はありませんでしたが、現状では強い通貨を確保することでゲームは素人でもできるようになっています。
そう考えると、少額の資金でも投資が可能なFXをやってみたい気もします。実体経済の中でそれ相当の利益を確保できないとしたらリスクの範囲内でできる投資、FXもいいのかなと思います。
これまでの企業経営は資金を持っているオーナーがその保有する資金の範囲内で活動する限り、破綻することはありませんでしたが、オーナーが資金提供を辞めた途端、企業は破綻します。
オーナー自身が、提供する資金のリターンを確保することができるかどうか判断できない以上、自らの資金の社外流出をとめることは仕方のないことです。いわば、オーナー卒業です。
会計事務所もオーナーからの卒業が増えていますが、これは顧問先企業が経済活動の現場から退場を求められていることが大きな原因のひとつですから仕方のないことです。
しかし、会計事務所でも今、現在も成長している事務所も少なくありません。そのおきな要素が、現状の経営数値が公開されているという事実です。
経営者、所長である税理士(家族)だけがいい生活をしている、そんな時代遅れな事務所、(多くの会計事務所がそうですが)これから株価が十分の一になる時代に成り立つのでしょうか??
事業承継支援室長
大滝二三男