実家を離れている子供たちも、正月だけは孫を連れて帰って来るのが、日本の習慣。
孫たちも高校受験まだ時間のある中学生二年生くらいまでは、お年玉目当てに付いてくる。
また、社会人になっている若者も、独り正月を迎えるなら実家に帰り、寝正月を決め込んだりする。
元旦におせち料理をつまみながら、お屠蘇でほろ酔い気分になったところで、父親から決意表明。
40年以上の税理士事務所を、今年の確定申告が終わった段階で、ある法人に譲り渡すことにした。
これまで事務所経営に苦労してきたが、4月以降は経営権を法人に渡し、気軽な社員税理士になる。
40数年ぶりに経営者からサラリーマンに戻り、のんびり過ごすことにする。もう、齧る脛はありません。
こんな決意を聞く、お子さんたちも異論を挟む余地もなく、ボケないように仕事を続けてよと頷くだけ。
また、法人などに勤務する子弟に、事務所を引き継ぐ意思を確認する時期としても、一番良い時でもある。
もちろん、辞めることを子供たちに相談する必要はないという先生も、奥さんがそれとなく、子供に報告。
家族全員が集まることは、子供が大きくなるに従って、年々すくなくなるが、正月だけは親子水入らず。
子供たちにとっても、働く親父さんの背中を見なくてよくなることで、自分達の責任を確認するかも!
事業承継・M&A支援室長大滝二三男
年末、そして新年は家族への決意表明に絶好のタイミング!?
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