このセミナーに、税理士の事業承継を仕事にするべきだとアドバイスしてくれた先生も参加。
14年前のハワイ・ワイキキで行われた米国税理士(enrolled agent、EA)のセミナーでのこと。
米国在住経験もあり、米国の税界にも精通した同氏ほか、十数名の税理士がセミナーに参加。
セミナーを主催したカリフォルニアEA協会が、提携関係にある弊社のために特別枠を設定。
そこで、EAが語るM&A事情に同氏は納得され、私に事業承継業務の立ち上げを熱心に語られた。
それまでに米国本土で、会計事務所のM&A事情を見聞していたので、同氏の提案に大納得。
帰国すると、直ちに事業立ち上げを提案したが、どうしてか、経営陣は頭を縦には振らなかった。
しかし、企業のM&Aが中小企業にも認識され始めてきた時だけに、早く始めることを強く主張。
その後半年かかったが、部下二人と共に事業承継支援室を立ち上げ、3ヶ月後に契約第1号。
それから13年、170件を超える事業承継を仲介。
今では業界数社が様々な形で、仲介業務を展開。
これも、先週の台湾セミナーに参加されたベテラン税理士先生のアドバイスがあってこそ。
感謝、感謝で、出発の羽田空港国際線ターミナルでお会いしてすぐに、現状を報告。
先生からは、税理士のMA増えるだろうから、的確に対応するよう、有難いアドバイス。
様々な機会を活かして、情報を集め、数年先を見通すべく努めねばならないと、再確認した次第。
事業承継・M&A支援室長
大滝二三男