税理士試験への受験者は、明らかに年々減少!
ただし、受験者減は弁護士や会計士も同じ。
しかし、税理士の場合は、深刻さは大。
というのも、事務所員が挑戦を諦めていること。
10数年前は、若手職員=試験挑戦者だった。
そんな彼らを、安い給料で使って来たのも事実。
受験勉強できるようにしているから、当然だと。
だが、今はそんな待遇をする事務所も少ない。
それでも、若手職員は個人事務所を敬遠ぎみ。
女性では、特にマンションの事務所は嫌がる。
その要因のひとつに、トイレの問題がある。
さらに、セクハラも起こる可能性を叫ぶ人も。
マンションに事務所がある先生には、迷惑な話。
東京の個人事務所は、圧倒的にマンション派。
そこには若い女性がいないか、そんな事はない。
でも、所長との距離が近すぎて、嫌がる人も。
だから、若い人の就活の対象にならないのか?
それも明確な理由には、なりそうもない。
オフィスビルにある事務所にも、若者は来ない。
机に向かい仕事をするのが、苦手なのか?
でも、多く女性がPCに向う姿もTVでよく見る。
これは超優良な企業の話で、業界には通じない。
そう、少なくともこんな事務所はありません。
少子化の影響があるとは思いますが、はたして?
今後も若者が、業界に背を向け続けるのか?
AIの発達でなくなる業種の1番手のこの仕事、
だから、若者が敬遠するのか?
たぶん、そうではなく、成長が見込めないから?
答えは、この2、3年で分かるでしょう。
事業承継・M&A支援室長
大滝二三男