今回の森友学園に関する疑問は、今回の証人質問では解明されなかった。
大嘘つきだと言った政府与党の議員も、説得力はまるでナシ。
官房長官の声明にも、そう言うだろうという内容で、確証なし。
法律違反が山ほどある思われる、今回の証人の発言にも、疑問は残る。
ただ、国有財産がこれほどのスピードで処分されたのは、まさに異例。
証人自身も、政治的な力が働いたというのだから、驚きだ。
資金の裏付けがない人物、組織による学校建設は、これまで不許可。
しかし、今回は寄付金が期待できるとして、行政府がこれを認可妥当に。
異例中の異例が、今回の騒動を招いたのでないだろうか?
首相の夫人が認めた幼稚園経営者が、小学校を設立するという。
そこに首相夫婦が協力するのは人情として、分かりすぎるくらい分かる。
その思いに寄付をしてサポートするのも、これまた分かりやすい。
だが、その立場を考えれば、慎重に慎重すぎなければならないはず。
しかも、国有財産の時価を大幅に下回る異例のスピードのでの処分。
証人自身が何らかの政治力が働いたと言うのも、否定できないだろう。
果たして、首相と同郷の当時の理財局長・迫田国税庁長官は?
国有財産が処分され、国庫が潤いはずだったが、今回は疑問だらけ。
今後の証人喚問を与党が認めるかどうか、民主主義が問われるところ。
言論の自由がない隣国と同じような対応では、誰も納得しないだろう。
今回は、事業承継と無関係なblogとなりました。
事業承継M&A支援室長
大滝二三男