東京・世田谷区の土地のオークションがあり、坪単価90~95万円が115万円で落札。驚きです。
おもに相続物件を扱う業者さんからの報告ですが、この相続を担当した税理士さんからの情報が元。
相続を得意とする税理士さんにこの業者さんを紹介したのが、昨年の夏。
同社が行っている不動産オークションの利点などを理解した税理士さんが、顧問先を紹介。
それも、被相続人が生存中のこと。被相続人が入院中ということもあって、顧問先も関心を示した。
事前にその土地をどのようにすれば高く売れるかをコンサル。結果、相続の際にオークションにかけることに。
このケースでは、税理士さんと顧問先との信頼関係が十分できていたのがミソ。
被相続人の生存中に、その土地をチェックし、事前に戸建用地として開発可能と判断。
その報告に相続候補者たちも、相続後オークションにかけることを了承していた。
オークション当日、相続人全員がPC経由の同時中継で見守る中、オークション場面を注視。
通常、オークションの締切2時間前くらいから札が入るのだが、今回は午前10時のスタート直後から応札。
そこから締め切り時間の午後6時まで継続。結果、時価坪95万円が115万円まで上昇して、落札。
それも大手デベロッパーが落札したことで、相続人も大満足。もちろん、顧問税理士も”やった”と叫んだとか。
すべてこんなにうまくいくとはもちろん限らないが、おおむね時価を上回るのが、このシステムの特徴。
それも相続案件に絞っているので、情報が外に漏れず、業者の一方的な提案で終わる売買事例とは異質。
相続人は高く売ってもらうことが第一だが、それよりも取引の内容が逐一見えるのが何より安心。
首都圏の税理士さんたちの何人かはこのシステムを理解し、同業者との情報交換を欠かさない。
「お客さんに喜んでもらえるのが一番」と代表者は語り、税理士さんとの二人三脚を今後も継続するという。
今回は事業承継ではなく、財産の承継について、楽しい情報を書いてみました。
税理士さんでこの話をもっと聞きたいという方には、いつでもご紹介しますので、ご連絡ください。
事業承継支援室長
大滝二三男
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