英国のBBCが歴史的にも残される嘘の放送を行っているが、これが面白い。
今年はどんな嘘にビックリさせられるのだろうか?
時差もあるから、今はまだ明らかにはされていないのかもしれない。
日本では、テレビなどは公共放送という観念が強く、嘘がでない。
日頃から「ウッソー?」と言わせるような番組が溢れている日本。
こんな状態では、「ああ、やられた!」と笑顔になる放送は出てこない。
ひるがえって政治に目を移すと、「また、嘘をいっている」となる。
本日午前中に、政府が「消費税増税は延期します」という発表がある。
中小企業経営者は大喜びだろうし、税理士も同様だろう。
これに対して、財界からは反対の声が起こることは必定。
でも、この嘘は今日午前中だから?許される。
今の流れを読むと、政府与党は7月のダブル選挙を行うだろう。
勝つためには、高齢者や若者の低所得者に現金を配り、゛票を買う゛。
次から次へと゛買収もどき゛とも思われる施策が、発表される。
これらの少額の政府からの補助金は、もちろん無税。
税理士業界には関係なしだが、本元の消費税増税は大変な業務増。
というのも、軽減税率が採用される予定だから。
一般国民には、具体的な軽減税率に伴う業務増は、さっぱり分からない。
そこは税理士に任せれば良いことで、我々には関係ありません。
安いには越したことがないので、延期になれば大喜び。
本日午前中の嘘は許されるので、今のうちに大発表をしたら良いのに。
ダブル選挙の時には、あれは本当だったんだと評価されるかもしれない。
でも、本当にユーモアのあるうそが出てきませんかね。
事業承継支援室長
大滝二三男