今回は税務当局のどこかで作成された法人税税務調査カルタを紹介します。
い 一枚のメモが何より物を言い
調査を行う際には、どんな細かいメモでも解明できるまでは捨ててはいけない
ろ 論より証拠 記録だせ
メモや帳票類で法人の言い分を確認する
は 話の中 嘘探せ
話の矛盾点を掘り起こせ
に 握った資料はすぐ解明
収集した記録等はその場で解明し、言質を取る
ほ 骨折損は 後で得
その事案で効果がなくとも次の事案で生きてくる 手を抜くな
へ 下手な字も その人なりの癖が出る
どんな下手な字でもその人特有の癖を見逃すな
と 取ろうと思うな 不正と否違
相手に否違を求めるような言動は慎み、あくまでも確認調査の結果としての否違でありた い
実はこのカルタ、44枚あるが、折の触れて紹介したいと思います。
でも、この古きカルタ今でも生きているのかどうか?マニュアル世代が主流になっている税務署だけに頭だけで考え、体では感じなくなっているという税務調査のノウハウを残すこのカルタ、生きているのでしょうか?
事業承継をする先輩たちがこのカルタにあるような税Gメンの調査を受けていたのかもしれません。でも時代が変わり、このようなカルタでは理解できない税務調査官も増えているようですね。
われわれとしては先生方の税務調査の貴重な体験を納税者の立場からも残して置くために、多くの先生方にお会いしたいですね。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。