耳が遠いのか、大きな声の会話なので、嫌でも聞こえてくる。
いわく、マイナンバーカードは必ず作らなければいけない。
給料をもらう際もマイナンバーが必要だ。
だから、会社にカードを預けておかなければならない。
預けないと給料ももらえないよ。
源泉徴収された所得税もナンバーで確認して、納められるわけよ!
年金だって、マイナンバーがなければ支給されないよ。
とにかく、自分の思い込みを同僚に大声で語っていた。
決して、酒のせいではなく、本当にそんな理解が、まかり通っている。
サラリーマンの会話の内容として、実にお粗末だが、本当の話。
こんな状態で、来年1月から実行ある執行が行われるのだろうか。
マイナンバーで税金の還付を受けよう、私が代理で、何て詐欺も。
そう、高齢者に対する詐欺行為が、そこら中で頻発するに違いない。
現段階でも被害者が出ているわけだから、制度が動きだすと、
個人情報がそこら中にばらまかれることも、本当に怖いですね。
その事を本当に理解されるように行政は本腰を!
事業承継支援室長
大滝二三男