年に2回、東京と大阪、それに九州などでセミナーを行っています。
このセミナーには、譲り渡す税理士と承継希望の税理士が参加されます。
この10年間で、140件を越える案件を仲介し、その経験を披露します。
もちろん、具体的にお名前などが分かるような話はしません。
ご相談に来られる方の秘密は守りますので、ご安心ください。
今年の第一段は、「事業承継の課題と対策」で、実務に沿った内容です。
これにより、事業承継に係わる当事者の悩みも解けると考えます。
ご夫婦で出席された先生の場合、お悩みもはっきりわかります。
というのも、先生独りで悩んでいたことを、見事に奥さんがフォロー。
お悩みの原因も独りよがりではなく、奥さんも同じく感じていた。
仕事を辞めたら、ボケるんではないか、趣味もないので、暇をもて余す。
事業承継後にはたしてボケるのだろうか?
数人の先生の税理士資格返上後を追ってみたが、確かにボケた人もいた。
でもよーく調べてみると、承継する前にすでにその兆候はあった。
奥さんの証言、「主人の親も認知症だったんです」。
さらに、「その兆候が出ていたから、事業承継を勧めたんです」。
お客さんに迷惑がかかってはいけないと、奥さんがリードした承継だった。
このご夫婦の場合はお二人でセミナーを聞かれたので、決断は早かった。
さらに、お相手を紹介してから契約までも、実に3週間で終わった。
実にスピーディーな処理が行われたことに、担当者もびっくり。
このように゛家業゛と言われる事務所経営だけに、よき伴侶がその支え。
この他にも様々な事例を紹介しますので、多くの方の参加をお待ちします。
5月25日 東京、26日 北九州・小倉、27日 大阪
いずれも、13時半~15時半で、個別相談もお受けします。
事業承継支援室長
大滝二三男