孫にNISAで80万円譲り、新たな税金のかからない思って、爺さんは一安心。
でもちょっと待ってください。
これまでも、贈与税は110万円まで無税。
どんな形で、孫や子が贈与した110万円を使おうが、これには税金はかかりません。
NISAはたまたま投資先からの利子や配当に、税金がかからないというもの。
それも、80万円まで。株で損をしたら誰も面倒を見てくれないNISAですよ。
ところが、この80万円、なんと贈与税の非課税限度額110万円に含まれているんですね。
これから金融機関などが宣伝するのは、80万円非課税、とんでもない話です。
株で儲ける人は数パーセント。ほとんどの人が証券会社に言うなりに、大損をこいています。
孫や子のためと、80万円のNISAを上げるより、これまでの110万円を利用した方が得策。
金融・証券会社のためにこのようなことを考えたのだろうが、もう騙されません。
110万円を自由に使ってもらった方が、経済は活性化します。
あほな子供銀行的な発想は、もう辞めにした方がいいのではないでしょうか。
今日は休みですが、ついついつぶやいてしましました。
税理士の先生、いかがですか。そう思いません。
あまりの小手先の施策に開いた口が閉まりませんね。
滋養承継支援室長
大滝二三男
