税理士業界は本当に狭い業界ですが、このブログも6年を経過し、スタート時の数倍の読者に!!
今年に入り、一段と読者が増加し、書き手としてはうれしい悲鳴を上げています。
というのも、この狭い業界で毎日このブログをチェックしていただけるとは、まさに光栄です。
当然同業者の方もいるでしょうが、弊社のノウハウも書いていますので、どうか参考に。
税理士先生との相性もありますし、弊社が嫌いという先生もいますので、結果良ければすべて良しです。
それにしても、このブログを読んで、事業承継の仲介を依頼するという先生は、若手の先生。
そして、高齢の先生のご家族からの要請も当然あります。
先生は弊社のことをご存じでも、ご家族は専門紙などを読みませんので、弊社のことは知りません。
そこで、「会計事務所の事業承継」で検索すると、このブログに到達するそうです。
なかには税理士事務所の職員が熱心にチェックされ、事務所の経営の在り方などを相談する方も。
いずれにしても、当支援室は税理士さんのハッピーリタイアメントをお手伝いするのが役目。
どなたからのご相談でも、無料で応じていますので、お気軽にご連絡ください。(同業者はアウトです)
また、お盆の時期は、ご家族が集まり、その際先生が引退を表明することもあります。
ですから、この暑い夏を過ぎると、当支援室に先生やそのご家族から依頼の電話が増えます。
やはり、”家業”ともいえる個人税理士事務所は、ご家族の同意がなければ、辞めることはできません。
健康であればあるほど、ご家族は「辞めたらボケる」などと、”拒否”の姿勢を明らかにします。
それを説得して、支援室に連絡してくる税理士さんは、やはり第二の人生をお考えです。
「もう、家族のために十分働いた。後は好きなようにしたい」とはっきり言う先生もあります。
でも、少数派です。ご家族の反対を押し切って、税理士を辞める先生はそうはいません。
「今や一人で難しい税務処理をするにはリスクが大きすぎる。だから辞める」と言われるとどうでしょう。
多分税理士業務を知らないご家族は、「今まで通りやればいいんでしょう」、なんて言うかもしれません。
損害賠償請求が、時にはご家族に及ぶことを知らなければ当然そう言うでしょう。
でも、今や時代は損害賠償請求に聖域はありません。
税理士が格好の標的であることを知るべきです。
こんなことを書いているこのブログの読者は、そう昨年の2倍になっています。
実際に経験していることを、少々でデフォルメした形で書き続けます。
事業承継支援室長
大滝二三男