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税理士事務所を存続させて、孫娘に墓を守ってもらう。

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新暦のお盆は終わりましたが、先日のお話です。

80歳を超えた先生から、「養子になる資格者を探してほしい」という要請。

息子さんも税理士資格を取り、自らは引退に近い状態で、息子さんに着々と業務を引き継いでいた。

そんな折、後継者であり、一家を支える息子さんが、病気で他界。

20代のお孫さんも税理士資格に挑戦するはずだったが、難解な試験にはお手上げ。

先生としては、一家を支える”家業”の税理士事務所を他人に渡すつもりはない。

何とか孫娘に婿を取って、それも資格者を婿に向かえて、夫婦養子で家業を続けてもらいたい。

先祖の墓も併せて守ってもらいたい、という。

親類縁者に声をかけるも、税理士資格を持っている人はいない。

そこで、弊社に依頼が来た。

これまでにもこのブログで何度も同じようなケースを書いてきた。

これまでのものの多くが、父親である税理士が娘に財産を残そうと、婿探しをしてきた。

また、資格者の娘に経営感覚を持った男性を結婚相手に見つけて欲しという要請もあった。

これも自ら作り上げた事務所を娘に継がせたいという、父親のわがまま、いや温情。

しかし、これまでに弊社で依頼に応えられたことはない。

せいぜい監査法人や大手の税理士事務所に娘さんを就職させて、相手を見つけなさいという程度。

このケースで見事相手を獲得し、実家の税理士事務所を継がせることができた。

答えは、お孫さんを資格者といい関係が築ける職場に行かせ、積極的に”行動”させるしかないでしょう。

今や家の言いなりになるお子さんなどはほとんどいないでしょうから。

まったく難しい婿養子探しです。

事業承継支援室長
大滝二三男

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大滝二三男

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