昨日、鳥飼弁護士の関連で、和尚さん・竹内日祥師のセミナーに出席しました。
タイトルは「脱近代の経営論 創造的イノベーションの断行」、3時間の講演でした。
印象的だったのが、今は本音で語る時代であり、過去の経験など役立たない時代だということ。
そして、専門家としての権威がなくなり、専門家として自分を正当化して胡坐をかいてはいけない。
さらに自分の限界を知り、ひたむきに、プライドを捨て、人の意見に耳を傾けること。
専門家である税理士の行動形態を見ると、プライドに裏打ちされ、批判を受け付けないその姿。
同業者同士は、もちろんお互いにその壁を守り、ほとんど前向きの議論も行われていない。
さらに、専門的な技術が売り物だけに、高付加価値を求める姿はほとんど見受けられない。
自らの業務を自己批判する中で、業務水準を職員ともども行っていこうとする税理士は稀。
同じように、税理士の顧客である企業経営者も、哲学的な思考をし、企業経営を進めている人少ないはず。
師いわく、企業が経営者が、職員ともども素直に議論すれば、企業のイノベーションはできる、という。
その結果は、高付加価値の”商品”を世に問うことにできる企業となる。
こんな単純な話ではなかったのですが、今回の3時間のセミナーは実に短く感じた次第。
税理士事務所の事業承継のお手伝いをすることに関連して、大いに考えさせられることがあった。
そんななかで、竹内師の話は、今後も継続して聞きたいと、感じた次第。
事業承継支援室長
大滝二三男
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