昨日中に書き込んだブログが、今、20時48分にチェックしたところ、載っておらず、昨日のまま。
これは一体、どうしてでしょう。分かりません。事務所のパソコンがトラブッていたのも事実です。
でも、改めて書きます。(4月3日の掲載ですので、申し訳ありません)
「人間には口は一つしかないのに、耳は二つある」。幼稚園児でも知っていますよね。
でも、これは米国では「他人の意見をもっと聞かなければならない」との神様からのメッセージだといいます。
無宗教の私には、アメリカ人から、神様の贈り物、といわれても、納得しません。
でも、でも、他人の意見をしっかり聞けというのは、神様が言うまでもなく、”常識”です。
とくに、事業承継の仲介をしていると、よくわかります。
事業を継続することを断念した税理士さんは、これまでの歴史を、どなたかに継いでもらいたいのです。
経済的な利益などが重要ではなく、ご自身の歴史をわかってくれる人であれば、どなたでもいい。
もちろん、後継者を育成できた人は、そんな大上段に構えなくとも、後継者候補が分かってくれるはず。
しかし、この税理士事務所経営は、税理士でなくればその主体にはなれない。
普通の商売であれば、自分の後継者は家族で十分ですが、税理士事務所は資格がないとアウト。
息子に継いでもらいたくとも、国家資格を手にできなければ、その血は引き継げない。
しかしどうだろう。資格者だからといって、はたして満足な経営ができるのだろうか。
こんな例があります。
下町の3代続いている会計事務所ですが、3代目は弁護士。税務はほとんど分かりません。
分からないから、税務は勤務税理士任せで、その上がりだけはしっかりと 自分のものに。
職員からの不平不満には、一切耳を傾けず、「しっかりやってくれ!」だけの毎日。
それだけならばいいのだが、経理担当者の所へは毎月、膨大な”クラブ”の請求書(クレジット)が届く。
それも弁護士事務所ではなく、税理士事務所に。
弁護士といえば、依頼人の話に耳を傾け、依頼者を守ることが使命。
ああそれなのに、税理士事務所の経費で、夜な夜なセレブな繁華街で、酒と女の日々。
税理士事務所の職員も、もうやってられません。次々と職員は辞めて行きます。
こんな人のためにも、耳は二つなのでしょうかね。ひょっとすると、舌は二枚、三枚あるのかも。
こんな資格者に経営を任せていたら、資格なき職員たちの生活の場はなくなってしまいます。
そんな意味でも、神様は公平ではないのではないでしょうか?
日々様々な体験、そして、多くのことを知らせてくれるのが、このビジネスです。
身体に良い訳ないですね。でも、気は持ちようで、いい体験ばかりをしていると感じています。
これからも、よろしくです。
事業承継支援室長
大滝二三男