今回は事業承継の話ではありませんが、対象世代の税理士に注意を換気する内容です。
税務調査を受け、その対応に骨は折っても、5本の肋骨にヒビが入ることはもちろんない。
肋骨を折った経緯は、こうだ。
事務所に税務調査が入り、数日間綿密にチェックが入り、その結果は全て是認。
だが、所長の個人資産の状況に目を転じた調査官から、財産明細書の提出を要求された。
所長さん、おっとり刀で財産の現状を把握するべく、預金残高を記帳しに銀行に赴いた。
たまたま小雨が降っていたので傘を差して歩いていた時、突然自転車がぶつかってきた。
その勢いで、体は右側を下に道路に叩きつけられ、気が付いたときには救急車の中に。
自転車は夕闇の中坂道を下ってきたのだが、スマホを見ながら若い女性が運転。
雨が降っていたため、ぶつかった後に助け起こされた際には、滑ってしまったと話した。
意識を失っていた先生は、その女性がそのまま逃げて行ったため、怒ることもできず。
病院で調べたら、右側の肋骨5本にヒビが入り、呼吸するのも痛み、寝るのも一苦労。
謝罪の一言くらいあってもいいはずだし、治療費なども請求したいところ。
警察官からも逃げた女性を訴えるかと訊かれたが、損害賠償も面倒だと、泣き寝入り。
税務調査がなければ銀行に行かずにすみ、自転車にぶつかれることもなかったはず。
まとめ
そういうわけかどうかは分からないが、所長自身の疑いもなくなり、税務調査は終了。
でも、スマホしながら自転車を運転し、人に大ケガをさせた若い女性は許されない。