契約書を締結後、依頼者の不平不満を聞くのも、仲介者の仕事。
不満のうちで多いのが、引き受け手が契約と違う対応をしたというもの。
これは、経営が引き受け手に移っていることに思いが行かないケース。
自分が苦労して作り上げた事務所だから、言うべきことは言えると思う。
しかし、経営権は移っているので、そこはわきまえるべきこと。
クレームは値切りが形を変えたもの?
そこで、文句が仲介者に回ってくる。
コンサル料を払っているから、いくら文句を言ってもいいだろう。
そんなに思われるのかもしれないが、これはどうでしょう。
これまでの事例でほとんどで例がないので、はっきりは言えません。
しかし、文句は、値切りを要求する別の表現という一面もあるようです。
事実、手数料を下げた途端に、文句がなくなるケースもあった。
まとめ
引き受け手には遠慮して言えないことを、仲介者に言う。
不平不満は様々な形があるが、それは十人十色。
見過ごせるものと、真摯に対応すべきものがあるが、これが難しい。
依頼者も経営権を渡した以上、相手には文句は言えないと考える。
その結果、仲介者にその思いは向けられる、これまた当然か。
契約書にはないことで、言った言わないとクレームが続く。
そこまで含めて、それが我々の仕事。ですよね。