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肚が決まらないままにズルズルと時間が過ぎ、顧問先も目減りして、、

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こうと決めたら、誰が何を言おうが話は聞かず、そんな先生でも、自らの定年で辞められないのが、普通。
やはり、従業員もいるだけに、勝手に事務所を閉鎖することはできないと、悩みは尽きないわけだ。

「すぐにでも事務所を辞めたい」

日頃から、何歳で辞める、その時は自分達のことは自分で決めてもらいたいと、職員に宣言する先生も。
そう宣言していた先生から、すぐにも会いたいとの連絡が入り、事務所を訪問し、話を訊く。
数ヵ月後には事務所閉鎖をしようと考えているが、引き継いでくれる先生を見つけて欲しいという。
すぐにでも事務所を辞めたいが、勤務税理士も経営感覚がいまいちで、職員を託すわけにはいかない。
近くにいる同業者にも、事務所を引き受けてもらえそうな人がいないので、弊支援室に連絡したと言う。
先生は税理士会活動には消極的で、自己流で仕事をしてきたが、高齢になり、税理士業に限界を感じた。
ただ、自分が辞めても、職員全員が顧問先から信頼され、引き受ける先生が困ることはないという。
規模的には、個人事務所として平均的で、職員も5人で、引き受ける事務所はすぐ見つかると話を終えた。

決断できずに顧客が半減

最初の訪問で、先生の要望などを詳しく訊き、承継候補を絞り、先生からの必要書類が届くのを待った。
それから一週間が経ち、連絡がないので、書類を送るようにと電話をすると、急いで送るとの返事。
その電話の返事とは大違いで、待てど暮らせど書類は送られて来ない状況が続いた。
このようなケースはたまにあるが、今回は、先生の語る状況とはあまりにもかけ離れる意外な状況だった。
単純に肚が決まらない、いわゆる肚落ちしないと判断するしかないのだが、その優柔不断さにガックリ。
この先生の場合、おそらく肚落ちしないまま時間だけが早く経過し、気がついたときには、顧客は半減。
優秀な人材も、いつの間にか顧問先と共に他の事務所に移り、生産性の低い職員だけが残る事務所に。

まとめ

このようなことにならないよう、可能な限り早く話が進むように、弊支援室でも対応しようと話し合っている。
先生はこのブログを読まれていないので、早く行動を起こすよう連絡するのみだが、動くのは何時のこと?

 

 

  • この記事を書いた人

大滝二三男

事業承継・M&A支援室長

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