曜日によって、事業承継の話がしやすい日があるかと言えば、特にはありません。
ただ強いて言えば、土曜日を話がしやすい日に挙げる人がいるかもしれません。
事務所承継のウワサが先走り
最初の段階で、譲り渡す税理士の事務所に出掛け、面談することはほとんどありません。
先生の腹が固まっていない段階で、事務所に伺い、職員が不審に思うことがあれば、話は厄介になります。
事業承継の話かと想像したら、そこから職員は疑心暗鬼になり、陰で退職話などが活発になることもある。
先生に対する不信感が募り、仕事に身が入らず、お客さんにもいつの間にか″伝染″し、顧問先も不安に。
先生も歳だから、そろそろ店仕舞いを考えているかもしれない。だとすると、早く後任探しを始めよう。
顧問先がこのような反応をしたり、先生がいくら打ち消しても、ストップは掛からなくなるのが普通。
ただ、担当者が臨場しただけで、このような状況になっては、まとまる話もまとまらなくなる。
そこで、事務所には、話がまとまるまで伺うことはない。
所員がいない土曜が狙い目
だが、職員が休みの土曜日には伺うことがある。
事務所の現状などを訊く際に、参考となる資料が事務所にはあるので、互いに好都合な場所でもある。
ただし、仕事好きな職員が土曜日も出勤していることもあるので、ダメな土曜日も多いのも事実だ。
まとめ
さて、明日は某事務所の職員が来ない″安全日″ということなので、休日出勤の地方出張となりました。
実際、土曜日は双方とも都合のよいことが多いので、休みを気にしなければ、面談に最適な1日です。