角界がまたまた不祥事で揺れている
過去、訳あって1場所・15日を全部、国技館で見たことがある、しかも序の口から結びの一番まで(結構しんどい)
午前10時ぐらいから、中学を卒業したばかりの少年が一生懸命相撲を取っている。
序の口でも四方から親方達が審判として見つめている。観客など殆どいない。いても常連さんといわれる人たち、たまに外国の観光客が全く観客のいない序の口の取り組みをみて相撲を誤解して帰ってしまうという。
だから自分の部屋の力士にその場で指導したり、誉めたり、怒ったりと、あまりテレビからは見られない光景がそこにある
今、相撲を目指す若者が本当に少ない。だからモンゴルやロシアから有望な若者をスカウトしてくる。相撲部屋にとって力士がいなければご飯が食べられなくなる、弟子とは「宝」なのである。
少年の人生を預かり立派な力士に育てようとする親方が、「子供を信用したい」という親心を持つことは理解できる
ただ盲目になってしまっては善悪の判断を見誤り、自らの首をしめる結果になることを今回立証してしまった。
会計事務所にも職員を大切にするがあまり、職員の犯したことに盲目になってしまった所長がいた。
親心は理解できるが、罪はやはり罪である。
身勝手な行動により、多くの人間に迷惑をかけてしまう。
会計事務所にとっても今回の不祥事見習うべき点は多いのではないだろうか。
事業承継支援室
石原坂 誠