日本国内で預貯金でお金を増やそうなんて考えている人は、一人もいない。
実際、日本の金融機関に預金100万円をして倍にしようとすれば、なんと720年かかる計算。
先日ある金融機関から来たDMを見ると、サービス期間中とあり、100万円預金で、1000円のギフト券。
だれが喜んで、こんな金融機関に預けようというのか、まったくばかにした話。
そんな中でメガバンクは大幅な黒字。国債を売って、儲けたというから、本当に役割を忘れた存在。
私企業だからしょうがないとはいうものの、お金を預ける方からすれば、「いい加減しろ!」と言いたくもなる。
しかし、愚痴を言ってばかりでは、お金は増えない。そこでどうするか?
誰もが知っている海外での貯蓄。海外のファンドなどに投資することが、自らを守るになる。
もちろん、ファンドなどの金融商品はマイナスになることもあるから、見極めが重要。
素人ではもちろんその見極めもできないから、プロに任せるしかないのだが、そのプロを探すのも一苦労。
その方法を知っているのが、海外のファンド等に詳しい税理士さんたち。
彼らも直接ファンドに投資するわけではなく、香港やシンガポールなどの投資アドバイザーにお任せ。
それも短期的な投資ではなく、5年から10年の長期で、国際分散投資をする形が一番。
すでに1億円の投資をしたという税理士さんの話では、5年目以降は複利で運用され、大きく成長するという。
その間に当然、ファンドの投資成績がマイナスになることも計算に入れての話。
このような形で資産を運用することに慣れていない日本人にとっては、最初は専門家の言われるままに。
中には年利15%を超える成績を残しているファンドもあるというが、それに辿り着けるアドバイザーが頼り。
この点をしっかり見分けないと、すぐに詐欺にあったりするという、要注意である。
日本人はこの点脇が甘いので、プロの警告として、「1年で、30%のリターンがあります」は詐欺の常套話。
どんなに頑張っても10数%を残せるのが数少ない優秀なファンドの成績だから、よく吟味することとか。
そんな事情に詳しい税理士さんを探すのも、富裕層にとっては重要な課題といえそうだ。
日本国内で、このようなファンドを売買することは禁じられているので、お探しの方は税理士さんと海外へ。
税理士さんにとって、顧客の資産を守るのも仕事の一つ。これからはますますその仕事が増えてきそうだ。
ただし、税理士さんが紹介したからといって、マイナスになっても、あくまでも自己責任でお願いしたいものだ。
本日は事業承継と全く無関係だが、お客さんの資産を増やして承継させるのも、税理士さんの役目。
ということで、ちょっぴり齧った長期国際分散投資の話を、書かせてもらいました。
ちなみに、長期とは30年が目安ですから、スタートするのは早いに越したことがないそうです。
事業承継支援室長
大滝二三男
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