地方都市で、毎年顧問先が増えていた税理士事務所も、ここにきて息切れになったいるといいます。
その一方で、大都市では一部の事務所(税理士法人)に顧客が集中しています。
ともに従来型の税務一本やりの事務所ではありません。
言ってみれば、ワンストップ型の事務所ですが、成長の止まった地方都市の例は経済の影響。
成長を続ける大都市のある税理士法人は、これまた経済の影響で、財務の面倒を見るのが好結果に。
代表者も、企業の最も心配の種はお金。この相談に乗ることができるのも、税理士事務所の利点を強調。
財布の中身をすべて知ることで、企業の問題点を把握し、経営の視点からお助けができるという。
そこまではやるのは、顧問料の世界では難しいが、同事務所では対策ごとに手数料を請求している。
しっかり請求することで、その仕事に対する認識も、提供を受ける側も深くなるし、信頼も増す。
変に遠慮していると、ズルズルと”お友達”認識となり、提案自体も甘くなっていくという。
そうなると、最近の提案は参考にならないと、顧問先からも見放されるようになって、悪循環になる。
しかも、成長する事務所では、自前の社労士や司法書士などがタッグを組んで、対応する。
その”営業成績”を基に賃金(賞与)も決まることから、職員も真剣そのものとなり、こちらも好循環。
ちなみに、同事務所では常時数名にの遊軍を抱え、いつでも飛び込み事案に対応できる体制にあります。
こんな事務所を視察されたい方は、どうかご連絡ください。お連れします。
今日は事業承継の話ではなく、成長する事務所の話でした。
事業承継支援室長
大滝二三男