今日は地方の駅前ビジネスホテルで、このブログを書いています。
今年の冬の大雪は、30年ぶりとも40年ぶりとも言われるほどだったそうです。
確かに、コンビニエンスストアーの駐車場にうず高く積まれた汚れた雪が、そのことを物語っています。
田圃はいまだに1メートルを超える残雪があり、まさにお天道様が頼り。遅い春が来るのを待つばかり。
こんな雪国にも、事業承継のご相談があります。
若い税理士さんがいない地方都市では、承継者を探すのもひと苦労。
多くの先生方が、「地元の先生には話したくない」と言いますから、本当に候補者は限定されます。
もちろん、首都圏や関西圏から雪国に出てくる事務所は、ほとんどありません。その逆は多いのですが。
しかし、相手を探してほしいという切実な願いを聞き届けるのが、当支援室の存在意義。
探します。
そして、探しました。
職員全員の雇用も守れました。先生もこれまで通りに、元気に日々を過ごされています。
そう皆さんに報告できるよう、頑張っています。
ただし、昨年1件だけお相手が見つかりませんでした。さる西日本の地方都市での話です。
ごく小規模の割に職員が多く、しかも若い税理士さんがおらず、法人組織もない地域でした。
探しました。お相手も。でも、譲り渡す先生から「ノー」の回答。理由は、能力の問題という。
承継希望の先生にはその具体的な拒否の理由を言えませんでしたが、その後は相手は見つかりません。
がっかりした先生から今年になって、再度”挑戦”の話がありましたが、当方思案中です。
都会ではこんなことはないのですが、やはり地方都市では”商売”がやりにくいのは事実。先が見えません。
でも、今日はこのホテルで、承継者との面談があります。頑張ります。先生を安心させるために!!
事業承継支援室長
大滝二三男
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