昨日の確定申告時が絶好のシーズンと言いましたが、法人の情報を得るためにも良いのです。
当然のことですが、税理士さんは社長さんやその家族の申告を受けています。
なかには、法人の顧問先だから社長さんの確定申告の手数料は無料というケースもあります」。
この場合、法人の決算時期でなくても、確定申告の際に税理士の交代をお知らせできます。
新しい事務所にとっても、法人の決算内容はすぐには分からなくとも、社長さん個人の情報がはっきりします。
こうなると、法人の決算対策などでも、社長さんお考え方が所得税の申告書からわかります。
その結果、企業の行く先や社長さんお考え方がはっきりしていますので、経営へのアドバイスも容易になります。
もちろん、社長自らの確定申告はほかの税理士に依頼しているという人もあります。
このような社長さんに関しては、なぜ法人と個人を分けているのかといったことも分かります。
全面的に一事務所に申告関係を依頼している社長さんなら、資産保全関係の業務もサービスの機会があります。
そんなサービスをしていない税理士事務所から承継された顧問先に新たなサービスのチャンスもあります。
このように確定申告は重要な顧問先情報が入手できる絶好のチャンスですから、これを逃す手はりません。
是非とも承継する事務所にとっても多忙な時期ですが、そこは何とかやりくりして新しい顧客を迎えましょう。
職員には嫌な顔をされるかもしれませんが、発展のための一里塚かもしれません。
事業承継支援室長
大滝二三男
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