子供たちが夏休みとなると、孫を連れて故郷に帰る家族も増えます。
昼は毎年故郷の山野や海岸で、子供たちの遊ぶ姿を眺め、夜には家族団らん。
毎日が楽しみの連続、おじいちゃん、おばあちゃんにとっても心が休まる時でもある。
そんな中で、父親から「そろそろ仕事を辞めようかと思っているんだ」とそれとなく引退宣言を聞くことも。
個人で事務所を経営している税理士さんには、定年はない。自分で決めた時がその時。
でも、人生に大事をたった一人で決めてしまうのも、ちょっぴり後ろめたい。
奥さんに話をする前にお子さんに話し、了解を取ってから、改めて奥さんに話す人も。
当事業承継支援室の連絡が来る件数に多いのが、お盆過ぎ。
家族の了解が取れたからというのが、どうやら一番の理由。
我々が相談を受けてその後に、「しばらく待ってください」というのは、奥さんの了承が得られなかった先生。
とにかく、先生の稼ぎで生活しているわけだから、勝手にやめてもらっては困る。
どうか家族の了解を取ったうえでご相談ください。
事業承継支援室長
大滝二三男