今日の大地震で確定申告どころではないのではないだろうか。東北地方は農家も多いから、税務署や農協の助けを借りて、申告するのが慣例になっているところでは、明日も深刻を受け付けているはず。
被災者が申告を遅れても、今回は特別の措置が取られるはず。先日に陸地から180キロ離れたところの震源地は比較にならない、気象庁始まって以来のマグニチュード8.8という恐れべき巨大な地震だった。
津波の様子もテレビを見る限りでも、恐ろしい勢いで車や家を飲み込んでその有様はまるで、CGを見るようだったが、そこに巻き込まれる人がいることを想像するだけでも、何とかならないのかと思わず叫:びそうになった。
しかも津波の先には逃げる車が行き場を失って、運転していた人が車から降りて走る姿に「そっちは危ない」とテレビに向かって叫んでしまった。とにかく恐ろしい。東京でも生まれて63年、初めての大きな地震。東京大地震近いというが、本当に起きたら、考えただけでも恐ろしい。
十分準備をしておきたいと思うが、今日の地震でも思わず外に出るだけでなんら重要なものを手にすることもなかった。そう思いながら家で対策を講じるかといえば、ただ余震がきた「今度も大きいぞ」とただ思わず腰を浮かせるだけだ。
今回の大地震が、「国民の生活を第一」とした政府の政策を、もう一度思い起こさせるものになることを願ってやまない。国会議員はもう政局を争うときではない。与野党一丸となって復興に邁進すべきとき。そのために日銀はお金をどんどん刷って、市中にばらまくべきときではないか。
事業承継支援室長
大滝二三男