義父、義母そして母、今回は伯母の相続手続きを経験しています。まず、新聞、電気、ガス、水道、電話さらにインターネットのプロバイダー、またまた定期契約をしているサプリメントの中止など、これが電話だけではすみません。
本当に大変なのは、これからです。相続人の確定に何と戸籍謄本等は取得手続きは煩雑ですね。伯母はもちろん、祖母そして母と産まれてから現在までの戸籍を途切れることなく、そろえなければなりません。祖母の戸籍は戦災で消失したと連絡があり、そうなんですかと感心。
伯母は生涯独身であったため、伯母の兄弟姉妹(わが母、叔父、伯母)はすで亡くなり、我々甥っ子たちが相続人になります。そこで、相続放棄や財産分与に関する協議を行いましたが、たまたま私が税理士業界に詳しいということで、すべての事務手続きを担当しました。
戸籍謄本などを集める作業だけでも、金融機関に書類を提出しても、足りないものがあるといわれて大急ぎで取り寄せたりで、ほぼ一月近く費やしました。相続放棄の手続きもほぼ一ヶ月。
これから本格的に金融機関の手続きに入りますが、書類を何通もそろえなければなりませんので、足りないものはないかどうかと、金融機関に行く前に十分準備を整えませんと、2度手間、3度手間になってしまいますので、必死です。
でも、こんなに面倒くさいのであれば、これらの作業を50~70万円でやってくれる税理士事務所があるというので、今後はそちらに頼もうかとも思っています。ただし、現在の経験をまずしてからということになります。
それにしても、相続税の増税前で一安心。4月以降法律が通っていたら相続税の申告もしなければなりませんでした。そうなんです。一戸建てを持っていたものですから、即相続税です。こんな経験をしたものですから、面倒くさいことは是非お願いしたいと思う次第。
そうです。この作業と申告、税理士事務所の新しい仕事ですね。必ずや納税者からは感謝されますし、事務的な仕事が目に見えるわけですから、依頼主にとっても謝礼は出しやすいものです。そう考えると、不況産業の税理士業務にとっては、菅内閣は救いの神かも知れませんね。
増税が商売になる。消費税導入のときがそうでしたですね。日本人は本当に大人しい人たちですね。本来なら、自分の財産がこんなに国に搾取されることに黙っている国民は、日本以外には無いのではないでしょう。独裁国家は別ですが、、
エジプトのように国民は大きな声をあげる必要はないのでしょうか?仕事の選択が自由にできない若者だけでなく、老後が不安な高齢者も昔のようにむしろ旗を挙げる時期に来ているような気もしますがいかがでしょう。もう腹いっぱいの国民に無理でしょうかね。
事業承継支援室長
大滝二三男