「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、来年のことを考えないと、不安で仕様がないといった心情にもなります。
年末から新年に賭けて、税理士先生も年末調整、12月決算法人の申告の準備そして確定申告へ突入するまで業務には怠りなく。
そして新年を迎えるに当たって、計画を練ることになるが、一家を持った子供たちが孫たちをつれて新年の挨拶に訪れる。
このときとばかりに、「実はこの確定申告が終わったら、仕事を辞めようと思っている」と奥さんにも話ていないことをポツリ。
子供たちは賛成もしないし、奥さんはむくれる始末なんてこともあるようで、この時期当支援室にもそんな相談が増加します。
先生もお忙しい中でのご相談だけに真剣そのもの。こちらも先生のご事情をしっかり把握して、ご提案しますが、その続きは例年確定申告開けになります。
しかし中には、確定申告までにしっかりと筋道を立てて、申告終了が直ちに承継をスタートするという方もおられます。
本日はそんな方の案件2件のご相談で都内に出かけます。何かと腰が定まらない時期だけにしっかりと話をしてきます。この2件とも先生の腹が決まっていますので、まとまりは早そうです。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。