そう言われる税理士さんからの連絡が、今月にはいってから、目に見えて多くなっています。
先日も書きましたが、軽い気持ちで聞いているなと感じられない態度を示される税理士さんもまた増えています。
皆さん、顧問先が倒産したり、廃業したりで、顧問先が先細りしているのが手にとるように分かります。
顧問先数は減らないけど、売り上げは右肩下がり、どうしても「顧問料まけてよ」と業績の思わしくない企業主から言われると、断りきれないという。
「それに新設の会社が少ないから、我々も過当競争気味になるよね」巷には非常に安い価格を売り物にチラシやファクスで売り込む事務所も急増中だ。
そんな中で、業務拡大はM&Aしかないと、弊社に連絡が来るのだが、タイミングの問題で、早々簡単には紹介できないのがつらいところ。
全国どこでもオーケーという事務所は皆無。指定した地域だけしか承継できないと言うのが当たり前だから、希望地域に案件が出ないことにはアウト。
しかも、東京、大阪、福岡など大都市に支店を置きたいと考える税理士法人が多いのだが、その規模に応ずることができる案件が少ないのも事実。
それでも、年末は例年相当数の案件が持ち込まれるだけに、弊支援室は多忙を極めます。どこで誰が案件を処理しているかは明らかにできないのが残念です。
でも、この24日に東京、26日には大阪でビジネス会計人クラブの研修会でお話をしますので,お出かけください。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。