この数ヶ月、2~3年前にご相談にこられた方から、事業承継の依頼が増えています。
円高とデフレの影響で、街の製造業や小売あるいは一人親方の仕事が減少してきていますので、将来の見通しが立たないのでしょうか。
とはいっても、承継の相手方を探してもらいたいとう先生方の年齢はさまざま。60歳そこそこから87歳の方までいらっしゃいます。
しかも、お子さんが事務所に勤めている方は少なく、承継のコンサルをやる立場では”処理しやすい”案件が多い。
だからとすぐに相手が見つかり、承継が簡単に終わるというものではありません。家庭のこと、職員のこと、そして顧問先への配慮、大変です。
しかし、一時期のように吹っかけてくるような相談者は激減しています。欲がなくなったわけではなく、そんなことを言っていたら、相手が見つかりません。
税理士としての誇りは当然ありますから、依頼者に相応しいお相手を探さなければいけませんので、弊社も当然慎重になります。
多くの方が承継を希望されていますが、弊社では必ず面談して候補者を決定します。もちろん、登録されていなければ面談の対象者にもなりません。
弊社の登録は無料ですから、いつでも登録くださいという立場です。現在も関東圏で数名の若い先生を探していますが、適当な方はまだいません。
どうぞ手を挙げてください。面談結果によっては、承継候補者になれます。これからますますリタイア組が増えてきますので、いかがですか。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。