本当に猛暑の日々が続き、プログを書くこともついタイミングが遅れ気味、申し訳ありません。
今回は事業承継の引き継ぎについて考えます。
お客様を見知らぬ税理士さんに紹介することは、自らのこれまでの仕事ぶりを間接的に評価されることになります。
職員がお客様との間で日々の業務をまじめにやっていたかどうかも、この時に分かります。
不真面目な職員が日報で「適正に業務をこなしてきました」書き、これを信用していても、新しい事務所の職員が行ってみると、「もうとっくに辞めようと思っていたんだが、担当者にも言っておいたよ」
こんな会話をせざるを得ない新事務所担当者はがっくりです。もちろん新事務所長にしても思ってもみないこと。もちろん、引き渡す所長も唖然とすることも。
しかし、こんな実情がたまたま発見されます。もちろん、その怠惰な職員は居所を失って辞めざるを得なくなりますが、新事務所にとってはそれもまた良いかなといったことにもなります。
自らまいた種ですから、その担当者は納得せざるを得ないわけですが、当然前の所長さんの監督不行届となりますので、新事務所長にも顔向けできなくなってしまいます。
そんな職員ばかりでは当然ありませんので、こんなことはそうあるものではありませんが、事業承継を考えるに当たってどうか事務所の実情をしっかり把握しておいていただきたいものです。
事業承継支援室長
大滝ふみお
でした。