昨年2月に起きた事件、会計人が被害者だったので、このブログにも書いていたかと思う
この度、同裁判の求刑が行われた。
無期懲役
強盗致死は、死刑又は無期懲役
無期懲役だから、情状酌量する部分があったということだろうか
ニュースを拾いながらでしか知らないが
どうやらこの事務所は10年前に破綻していたらしい
破綻といっても、被告の主張では、
売上の9割を所長が収めていた
被告は個人で借入しそれを事務所の運営費に回していた
ただ、その借金がかさみ、所長への不信感、借金で逼迫した状況があり、ことを及んだとの事
???
まず、理解できないのが、一職員が何故事務所の運営費を借りなくてはいけなかったのか?
売上の9割を持っていかれたら、どんな会社でもつぶれてしまう
そもそも、なんで、そんなお金の流れになった理由がわからない
そして職員はなぜに自分で借金するまで、「辞める」という選択肢を選ばなかったのか
裁判長も、この異質なお金の流れを説明されながら、「論点をわかりやすく」という言葉がでたらしい
異質なお金の流れが、被告の借金を生み、その恨みで被害者を殺害するに至った
これは、わかる、しかし何故そこまでになったのかがまったく理解できない
職業柄、被害者の年齢を考えると、色々と変な推測をしてしまう
事業承継支援室
石原坂 誠