ありがとうございます。
生まれた年に創設されたエヌピー通信社に勤務して18年の私が、
日本人として初めて全米税理士協会から表彰されました。
というのは、私が日本の保守的な人との交流の中で試行錯誤し、何でもやって見ようという姿勢を米国会計人が評価した結果。
1999年弊社が米国の内国歳入庁が(日本の国税庁の業務も担当)が主催するEnrollen Agentの資格試験予備校を開設した年に,
「アメリカには税理士はいない」と、東京税理士会国際部の幹部から抗議を受けました。「税理士」という翻訳がダメという。
「税理士」は日本のもので、同様な資格でも認めないという。
それでは米国の官庁・IRSが認める資格でもダメかと訊いた。
「ダメです、米国税理士はダメ、税理士は日本のもの」という。
それでもそんな人たちが、カリフォルニア州の協会を訪問。
結果、「米国税理士」という表現に文句が出なくなりました。
弊社ではその間も米国税理士との交流を続けました。
歴代の加州会長と交流が出来、その後、日本EA協会を設立し、この4年間、国内で米国税理士の継続研修を開催しています。
私は米国税理士ではありませんが、日米の会計人の交流を、
なんとしても日常の中で実現したといつも考えています。
それだけに、今回米国税理士でもない私が全米EA協会から
表彰されたことは、今後の日米会計人の交流を盛んにしろという天からに声ではないかと理解しております。
国内の先生方のハッピーリタイアメントを実現するとともに、
若い税理士さんに大きく羽ばたいて欲しいと願っている私に
新たな役割が付加されました。がんばりましょう。
事業承継支援室長
大滝二三男