遅まきながら、明けましておめでとうございます!
二日前、あるゴルフ場で、知り合いの税理士さんに遭遇しました。
後継者もおり、私の仕事の対象になる方ではありませんが、挨拶の後の言葉が、税理士業界の共通認識?
「AIとかクラウドで、業界も大幅に変わるんだろうな!」。事務所を引き継ぐ家族を思いやる。
確かに、ここ数年、インターネットが生活を変え、スマホを活用すれば簡単な経理処理もできてしまうようになっている。
確かに、記帳代行業務を主力にする事務所にとっては、顧問料の減収に繋がり、経営上の大問題。
自分の時代は終わろうとしているが、これから30年以上事務所を運営する子弟のことが気になりところだ。
とは言うものの、大法人の動きを見ていると、会計業務では収益は得られず、顧問先の経営に資するコンサルティングに舵を切っている。
個人事務所も同じことができるかと言えば、それは無理な話。それでも顧問先の資産管理に眼を向けることはできる。
先生も「そうだよね、大法人にはできないコンサルができるように、頑張らせよう。そうすれば、私ものんびりできる」と。
しかし、業界の変化は急激に進み、個人事務所の経営は、大変な時代になる。ひょっとすると、先生の事務所も大法人には吸収されてしまうかも!
事業承継・M &A支援室長大滝二三男
急激な業界の変化に個人事務所は堪えられるか?
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