先日、久しぶりに中学の同級生との食事をした。
近況報告の会話で、なんとなくお互いの収入の話になった。
他人の財布は気になるもの。特に同じ環境で育った者同士。比較するにはピッタリ。
「昔テストの点数を教えあった時の様だな」と笑いあった
やってることは15年前と変わらない
他人のテストの点数を知って得るのは安心感か焦りか
当然、仕事も違うし、勤続年数も違う、一流企業で働いている奴もフリーターも要る。
しかし一概に高い安いの議論にならない。
自分が感じる所では、みんなが現状の給与の安い・高いではなく、10年後・20年後どうしているかを考えていると思う。
その上で収入が上がるのか、今とあまり変わらないのか
つまる所、今いるポジションにどれだけ将来性を感じているかどうか
会計事務所の人材採用について聞かれることは多いが、将来性を感じる事務所に人材が集まることは間違いない
経済の先行きが不透明だからこそ、今の環境の良し悪しではなく、将来性が就職の一つの指標となるのでは無いだろうか?
人材採用の相談の中で、人が集まらない事務所は、経営計画が明確で無い場合が多い気がする。
事業承継支援室
石原坂 誠