特徴的なことでは、相対取引で仲介依頼が増えたことではないでしょうか。
例年、仲介依頼はありますが、今年は引き受け手からの依頼が増えたこと。
これまでは、譲り手が口約束だけでは心配と仲介を依頼。
ところが、今年は引き受け手が承継過程も見守ってほしいとの要請。
承継途中でトラブルになったとき、行事役を務めてもらいたいという。
通常は、契約締結のための交渉を、円滑に進めるのが役目。
契約が終了すれば、当事者同士で承継作業を進めることになる。
仲介者が、承継作業中の細々した作業を指示することはもちろんない。
引き受け手側に立って、作業を見守ってもらいたいとの要請もある。
これには対応しないが、譲り手に契約違反行為があれば、話は別。
筋の通った要請であれば、当然両者の間に立って行事役を果たす。
その点を理解してもらえれば、喜んで仲介役を引き受けることになる。
そう、今年は引き受け手からの要請で動いた結果、譲り手が納得。
譲り手には他の引き受け希望者の話があり、どちらにするか迷っていた。
そこで説得役を要請され、譲り手も相談者を探していたことが判明。
依頼者と他の希望者とを総合的に判断した結果、依頼者に軍配が上がった。
その結果を両者が認め、無事契約終了。併せて、承継作業も見守ることに。
仲介依頼から1月もたたず、スムーズに業務終了。
これも両者が弊社を行事役と認め、そのアドバイスを聞いてもらえたからこそ。
なかには、自分でが企画している承継対策のアドバイスを求める先生もいる。
いずれにしても、弊社は、効果的な事業承継の助言者として働きます。
今年のblogは本日で終了し、新年は5日から始めます。
事業承継支援室長
大滝二三男